昨今、LED電光看板は、店舗の広告や案内表示に欠かせない存在ですが、あの表示されている文字や画像、動画などのコンテンツは、どうやってLED電光看板へ入力して表示させているの?と疑問に感じたことはないでしょうか。この記事では、LED電光看板のコンテンツや文字の入力方法についてご紹介します。
コンテンツや文字入力の基本はパソコンとUSBメモリを使用(単色タイプ・一部のフルカラータイプ)
パソコンとUSBメモリを使う方法
一般的な方法としてはパソコンとUSBメモリを使った方法となります。メーカーや機器によって、操作やできることが若干違いますので、詳しくは販売元にご確認いただくか、各LED電光看板のマニュアル等をご参照ください。ここでは、大体の流れを知っていただくために、一般的な作業の方法をご紹介します。
専用編集ソフトの使用(メーカーより別途購入)
まず、パソコンで専用の編集ソフトを使って表示させたい文字や効果を編集します。この編集ソフトは、LED電光看板のメーカーから別途購入して使用することが一般的です。
USBメモリへの保存
パソコンでの編集が完了したら、編集内容をUSBメモリに保存します。
LED電光看板本体へのデータ転送
次に、保存したUSBメモリをLED電光看板本体に差し込みます。そして、リモコンを使ってデータをLED電光看板に転送します。機種によっては、CFカードを使用する場合もあります。
リモコンの活用
LED電光看板のリモコンでは、様々な操作が可能ですが、よく使用される機能をご紹介します。
タイマー設定
リモコンを使って表示内容のタイマー設定が可能です。これにより、特定の時間帯にのみ表示することができます。また、夜間の特定の時間は表示を消すなどの運用も可能です。
休日設定
また、休日設定もリモコンで簡単に行うことができます。例えば、営業日以外の日に「CLOSED」などのメッセージを表示させたり、表示をオフにすることが可能です。
輝度の調整
明るさの調整も行うことができます。
多彩な表示機能
※機種によっては対応不可のものもございますので、ご注意ください。
カレンダー表示
現在の年月日、時間を表示することができます。
曜日ごとのコンテンツ表示
LED看板は曜日ごとのコンテンツ表示が可能です。例えば、平日は営業案内を表示し、週末には特別なイベント情報を表示することができます。
カウントダウン・カウントアップ表示
機種によっては「OPENまで●日」などのカウントダウン表示に対応しているものもあります。イベントやオープン日を効果的に告知することができます。また、「イベント開催●日目!」などのカウントアップも行うことができます。但しこちらの機能は、対応していない機種もありますので、ご購入時には注意が必要です。
スマホでの入力方法
無線LANユニットの使用
最近では、スマホから直接文字を入力できるLED電光看板も増えてきています。ただし、この機能を利用するには無線LANユニットが必要な場合が多く、オプションで購入することが可能です。
フルカラーLED電光看板(LEDビジョン)の表示コンテンツ(映像)について
ここまでは主に、単色と、一部のフルカラー(既製品)のLED電光看板の一般的な入力方法をご紹介しましたが、一般的なフルカラーのLED電光看板の機種は、入力方法が大きく異なりますので、そちらをご紹介したいと思います。
コンテンツの制作は一般の映像編集ソフトで行う
単色や一部の既製品のフルカラーLED電光看板だと、メーカー提供の編集ソフトでコンテンツ制作まで行うことが一般的ですが、フルカラーLED電光看板でのコンテンツの制作は、一般の映像編集ソフトを利用して制作することが一般的です。全体の作業の流れとしては、下記のようになります。
After EffectsやVideo Studioなどの一般の映像編集ソフトを使用して映像を制作し、動画データ(.mp4等)を書き出します。
こちらはメーカー提供のアプリケーションソフトで行います。
After EffectsやVideo Studioの利用
LED電光看板の映像制作でよく利用されていておすすめなのは、After EffectsやVideo Studioなどの動画編集ソフトです。制作の際は、機器に応じた、横幅と高さのサイズの設定や、表示可能な書き出し形式の設定などが必要ですので注意が必要です。
ご自身で文字や画像、映像などのコンテンツ制作ができない場合は?
LED電光看板へのコンテンツの制作や入力方法は、パソコンとUSBメモリを使った方法が主流ですが、リモコンやスマホを使った便利な方法も増えてきています。その反面、パソコンを操作するスキルなどが求められ、特にフルカラーのLED看板では、映像制作の技術が必要になります。
ご購入前にご自身で対応ができそうか、もしくは販売元等で対応をしてもらえるのかを、ご確認いただくことが大切です。
Kahm-artでは、コンテンツ制作もご相談いただけます(別途お見積)
Kahm-artでは、LED電光看板の販売のみならず、自社や協力会社でのコンテンツ制作などのサポートも承っております。放映したい内容によってや、コンテンツの更新頻度などによって、別途お見積りとなりますので、ご検討の際は一度お問い合わせください。