宇治でのデジタルサイネージ導入事例|43インチ縦型モデルで店舗集客を強化

「お店で開催するイベントやサービスをもっとわかりやすく伝えたい」——そんな課題を抱える店舗にとって、デジタルサイネージは効果的な情報発信ツールです。

今回は、京都・宇治市の店舗に導入された43インチ縦型デジタルサイネージの事例をご紹介します。屋外看板が設置できない環境の中で、「店内でどう情報を見せていくか」というテーマに対して、どのように取り組まれたのか。導入の経緯から選ばれた理由、実際の運用方法まで詳しく解説します。

これからデジタルサイネージの設置を検討している方にとって、「屋内での活用事例」として参考になるポイントがきっと見つかるはずです。

目次

イベントや雑貨販売など多目的に利用される店舗に設置

今回デジタルサイネージを導入いただいたのは、京都・宇治市にある多目的スペース「宇治楽集館」様です。店内では、地域の人々が集まるイベントの開催をはじめ、京都のお土産や雑貨の販売、カプセルトイの設置など、幅広い楽しみ方ができる空間となっています。

外から見ただけでは「何をしている場所なのか」が伝わりにくいという課題もあり、イベントや商品情報をもっとわかりやすく発信するための手段として、デジタルサイネージの設置が検討されることになりました。

宇治楽集館
宇治橋通り商店街の一角にある多目的スペースです。京阪宇治駅から徒歩約5分の立地で、観光客や地元の人々が行き交うエリアに位置しています。店内にはイベントスペースが設けられており、地域の催しや企画が行われるほか、京都のお土産や和雑貨、キャラクターグッズの販売、カプセルトイやクレーンゲームなども楽しめる空間となっています。幅広い世代が気軽に立ち寄れる場として親しまれています。

屋外看板が設置できずに浮上した課題とサイネージ導入のきっかけ

京都府宇治市は、歴史的な街並みや景観を守るため、屋外看板の設置に関して厳しい条例が定められています。当初、宇治楽集館様でも店舗の外にLED看板を検討されていましたが、規制のため実現には至りませんでした。

一方で、「外から見ただけでは何をしているお店なのかが伝わりにくい」「イベントや商品の情報をもっとわかりやすく届けたい」といった課題があり、店内で活用できる新しい発信手段が求められていました。

そこで候補に挙がったのが、デジタルサイネージです。店内のイベントスペースでの告知や来店者向けの情報発信を中心に運用を想定されていましたが、場合によっては店舗入り口付近に移動して通行人へのアピールにも使える——そうした活用の可能性も踏まえて、キャスター付きで移動ができるデジタルサイネージをご提案させていただきました。

ネット購入ではなくカームアートを選んだ理由

デジタルサイネージは、ネット通販などでも比較的手頃な価格で購入できます。しかし、導入を検討されていた宇治楽集館様にとっては「買った後にきちんと使えるだろうか」「不具合があったときに誰に相談すればいいのか」といった不安があったそうです。

当社はこれまでも看板まわりでお声がけいただいていたこともあり、顔が見える相手として安心していただけたのだと思います。その結果、「導入後にわからないことが出ても相談できる」という安心感から、当社にお任せいただくことになりました。

屋内設置に最適な43インチ縦型デジタルサイネージの特徴

今回導入いただいたのは、屋内利用に適した43インチ縦型のデジタルサイネージです。屋外用のような強い輝度はなく、室内で見るのにちょうど良い明るさのため、コストを抑えて導入できるのが大きな特徴です。

また、キャスター付きで移動が簡単にできるため、店内のイベントスペースで使用するだけでなく、必要に応じて店舗の入り口付近に設置して活用することも可能です。設置工事が不要なので、導入時のハードルも低く抑えられました。

さらに、縦横どちらの向きでも設置可能で、今回は縦型を採用。コンテンツ再生もシンプルで、USBメモリにデータを入れて差し込むだけで映像が流れる仕組みになっています。再生時には入力切り替えなどの操作が少し必要ですが、専門的な知識がなくても扱えるため、初めて導入する方にも安心して使っていただけます。

キャスター付きデジタルサイネージの主なメリット

  • 屋内利用に最適な明るさで、見やすくコストも抑えられる
  • キャスター付きで移動可能、イベントや設置場所に応じて柔軟に使える
  • 縦横どちらでも設置可能、用途に合わせてレイアウトを変更できる
  • USBメモリを差すだけの簡単再生で、専門知識がなくても運用しやすい
  • 設置工事が不要なので、導入のハードルが低い
  • 数十万円で導入可能なため、初めてのデジタルサイネージ導入にも適している

LEDビジョンとの比較検討と最終的な選択理由

導入にあたっては、屋内向けのLEDビジョンも検討されました。LEDビジョンは4mmピッチパネルを使用し、明るさが高く発色も鮮やかで、屋外からも視認できるほどの強い訴求力を持っています。イベント告知や広告用途で広範囲にアピールしたい場合には非常に効果的な選択肢です。

しかし、その分コストは高額となり、宇治楽集館様の今回の用途に照らし合わせるとオーバースペックになってしまう面がありました。主に店内での情報発信を目的としていたため、そこまでの明るさや大規模な投資は必要とされなかったのです。

そこで最終的に選ばれたのが、屋内利用に最適な43インチ縦型デジタルサイネージでした。必要な機能をしっかり備えつつ、導入しやすい価格帯であることから、運用とのバランスを考えても現実的な選択となりました。

どんな映像コンテンツを流しているのか?

宇治楽集館様では、デジタルサイネージに流すコンテンツをお客様ご自身で制作されています。デザインツールの「Canva(キャンバ)」を活用し、イベントの開催案内や店内の最新情報などを自由に作成。完成したデータをUSBに入れて差し込むだけで、すぐに画面に表示できる仕組みです。

Canvaを使うことで、専門的なデザインソフトを扱うスキルがなくても、テンプレートをベースにした告知画像や動画を簡単に作れるのが大きなメリットです。色や文字を少し調整するだけで見栄えのするコンテンツが作れるため、更新の手間も少なく、気軽に情報発信を続けられます。

※Canvaを使ったコンテンツ制作は当社のサポート対象外です。
※別途費用にて、コンテンツ制作のご相談も承っております。

他店舗での導入も視野に入れた今後の活用

宇治楽集館様では、今回導入したデジタルサイネージを主にイベントスペースでの告知や店内での情報発信に活用していく予定です。コンテンツを自由に差し替えられるため、今後のイベントや企画に合わせて柔軟に運用できる点が特徴です。

導入後には、他の店舗でも導入を検討されているとのお声もいただきました。宇治楽集館様は不動産や飲食店、ボクシングジム、整体院など、幅広く事業を展開されている企業様で、さまざまな拠点でサイネージを活かしていける可能性がありそうです。

どれくらい長く使える?寿命とメンテナンスのポイント

デジタルサイネージの耐久性について気になる方も多いのではないでしょうか。宇治楽集館様に導入いただいた43インチ縦型モデルは、基本的には家庭用テレビと同じ感覚で使えるため、特別なメンテナンスは必要ありません。

バックライトにはLEDが採用されており、一般的に約4万時間の使用で徐々に明るさが落ちてくるといわれています。これは、1日12時間の使用を想定するとおよそ9年以上使える計算になります。もちろん使用環境や運用方法によって前後しますが、長期的に安心して利用できるのが特徴です。

定期的に清掃してホコリを取り除くなど、最低限のケアを行うことで、さらに安定した運用が可能になります。大がかりなメンテナンスを意識せずとも、日常の中で自然に使い続けられる点も魅力です。

店舗の情報発信を支えるデジタルサイネージの魅力

今回の事例では、屋外看板が設置できないという制約の中で、店内での情報発信を強化する手段としてデジタルサイネージが選ばれました。イベントや商品情報をタイムリーに発信できることで、店舗の魅力をよりわかりやすく伝えられるようになり、今後の活用の幅も広がっています。

デジタルサイネージは、一度導入すれば特別なメンテナンスもほとんど必要なく、日常的に使い続けられるのも大きなメリットです。コンテンツも自由に差し替えられるため、季節や企画に合わせて柔軟に情報を更新でき、店舗運営に欠かせない心強いツールとなります。

「お店の魅力をもっと伝えたい」「イベントやサービスを効果的に告知したい」とお考えの方にとって、デジタルサイネージは大きな力になるはずです。

デジタルサイネージの導入をご検討中の方へ

カームアートでは、店舗や設置環境に合わせたご提案から導入後のご相談まで、安心して任せていただける体制を整えております。

まずはお気軽にお問い合わせください。お問い合わせは下記のバナーから。

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この記事を書いた人

LED電光看板・各種店舗用看板の販売実績20年以上!
看板のことならKahm-artへお任せください。

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