「お店の前を通る人に、もっと魅力を伝えたい」 「メニューやサービスの良さを、もっと分かりやすくアピールしたい」店舗を運営されているオーナー様であれば、一度はそのように考えたことがあるのではないでしょうか。 そんな時、ポスターや従来の看板よりも圧倒的な情報量を発信できるツールとして、今「デジタルサイネージ(電子看板)」の導入が進んでいます。
高解像度の美しい動画や静止画で、料理のシズル感や店内の雰囲気をリアルに伝えることができるデジタルサイネージは、道行く人の視線を自然と集め、入店のきっかけを強力に作り出してくれます。
しかし、その一方で「導入したけれど失敗した」「思っていたより効果が出ない」と後悔されるオーナー様も少なくありません。 その原因の多くは、「設置環境に合わない機材を選んでしまったこと」や「価格の安さだけでネット通販で購入してしまったこと」にあります。
- 「Amazonや楽天で安く買ったけれど、使い方がわからず放置している」
- 「屋外に置いたら、画面が暗くて昼間は全く見えない」
- 「壊れたときに問い合わせ先がなく、修理もできない」
このようなトラブルを避けるためには、購入前に知っておくべきいくつかのポイントがあります。
この記事では、デジタルサイネージの導入を検討されている方に向けて、通販購入に潜む落とし穴や、屋外設置における「輝度(明るさ)」の問題など、プロの視点から「失敗しない選び方」を解説します。 大切なお店への投資を無駄にしないために、ぜひ最後までご覧ください。
店舗集客を変える!デジタルサイネージでできること

デジタルサイネージ最大の強みは、従来のポスターや看板では伝えきれなかった「お店のリアルな魅力」を、視覚的に訴求できる点にあります。 単に看板がデジタルになっただけでなく、集客のアプローチそのものを変える2つの大きなメリットをご紹介します。
高解像度の動画・静止画で「シズル感」を伝える
人の目は「動くもの」や「明るいもの」を無意識に追ってしまう習性があります。デジタルサイネージは、この習性を利用して通行人の足を止めることができます。
特に効果を発揮するのが、高解像度の液晶ディスプレイによる表現力です。
- 飲食店の場合
ステーキが焼ける音と湯気、冷えたビールグラスの水滴など、食欲をそそる「シズル感」を動画で流すことで、「美味しそう!食べてみたい」という直感的な欲求を刺激します。 - 美容院・サロンの場合
ヘアスタイルの微妙なニュアンスやカラーのツヤ感、施術中のリラックスした店内の様子を映すことで、静止画だけでは伝わりにくい技術力や安心感をアピールできます。 - 不動産店の場合
間取り図だけでなく、物件の内見動画(ルームツアー)を店頭で流すことで、実際に部屋を見ているような体験を提供し、立ち止まる時間を長く作ることができます。
このように、文字や写真だけでは伝えきれない「体験」を店頭で予告編として見せることで、入店へのハードルを大きく下げることができます。
タイムリーな情報発信で機会損失を防ぐ
紙のポスターや看板の場合、内容を変えるには「デザイン制作・印刷・貼り替え」という手間とコストがかかります。そのため、どうしても情報は固定化されがちです。
しかし、デジタルサイネージであれば、時間帯や状況に合わせて表示内容を瞬時に切り替えることができます。
- 時間帯別アピール
お昼時は「ランチメニュー」、夕方は「ハッピーアワー」、夜は「コース料理」と、ターゲットに合わせて自動でコンテンツを切り替えられます。 - 状況に合わせた販促
「雨の日限定クーポン」や「ただいま空席あり」といった情報をリアルタイムに出すことで、その瞬間の集客チャンスを逃しません。 - 省スペースで情報量アップ
スライドショー形式にすれば、限られた設置スペースで何枚もの情報を順番に見せることができます。おすすめメニュー、スタッフ紹介、求人情報などを一台で網羅できるのも大きなメリットです。
※機種やコントローラーの仕様によっては、上記でご紹介した表示ができないことがあります。
【注意】「屋外」ならデジタルサイネージが不向きな場合も?
「せっかくなら、一番人目につく、外に向けて置きたい」 そう考えるのは自然なことですが、実はここが最も失敗しやすい落とし穴です。
屋内用のサイネージや一般的なテレビを、そのまま屋外(あるいは窓際)で使用すると、「夜は綺麗だけど、昼間は真っ暗で何も見えない」という事態に陥ることがあります。 その原因は、「輝度(画面の明るさ)」の不足にあります。
日中の太陽光に勝てる「輝度」が必要
画面の明るさは「カンデラ(cd/㎡)」という単位で表されます。この数値が、設置場所に適していないと、どれだけ高画質な映像を作っても、通行人の目には止まりません。
- 一般的な家庭用テレビ :300〜400カンデラ程度
- 屋内用サイネージ :400〜700カンデラ程度
- 屋外用サイネージ :1,200〜2,500カンデラ以上
このように、屋外で太陽光に負けずに映像を見せるためには、家庭用テレビの4〜5倍以上の明るさが必要です。 特に、ガラス越しに外へ向けて設置する場合や、屋根のない場所に設置する場合、安価な低輝度モデルを選んでしまうと、日中は画面が反射してしまい「黒い板が置いてあるだけ」に見えてしまいます。
直射日光が当たる場所なら「LED電光看板」の検討を

さらに注意が必要なのが、「直射日光」です。
一般的な「液晶タイプ」のデジタルサイネージは、直射日光を長時間浴び続けると、熱で画面が黒く変色する「ブラックアウト現象」を起こしたり、故障の原因になったりすることがあります。
もし、設置予定場所が「日差しが強い」「西日が当たる」「遠くからでも目立たせたい」という環境であれば、液晶タイプではなく、「LED電光看板(LEDビジョン)」の方が適しているケースが多くあります。
- 液晶サイネージ: 近くで見るのに適している。画質が綺麗だが、明るさには限界がある。
- LED電光看板: 圧倒的に明るい(5,000カンデラ以上も可能)。遠くからでも視認性が抜群で、直射日光にも強い。
「ウチの店の前なら、どっちがいいの?」 この判断は、時間帯ごとの日照条件や、看板から通行人までの距離によって変わります。ここを見誤ると、数十万円の投資が無駄になってしまう可能性があるため、購入前にプロに現地を確認してもらうことを強くおすすめします。
ネット通販の格安サイネージに潜む「3つの落とし穴」
「Amazonや楽天で検索したら、数万円で買えるサイネージがあった」 「とりあえず安いもので試してみようかな」と、コストを抑えたい気持ちは分かりますが、「安さ」だけで選ぶのはリスクもあります。
ネット通販で流通している格安サイネージ(主に海外製の並行輸入品など)を購入したオーナー様からよく聞く、3つのトラブルをご紹介します。
1.サポートの不安:故障しても「直せない」リスク
まずは、購入後のサポート体制です。 格安の並行輸入品の場合、販売元が海外にあり、日本語でのサポートが受けられないケースがあります。また、日本国内に修理拠点や交換パーツの在庫がないため、「画面が映らなくなった」というトラブルが起きても、修理すらできず「使い捨て」になってしまうリスクが高いのです。
2.運用の不安:「ちゃんと望み通りのコンテンツが映せるのかが不安」
デジタルサイネージは「箱(ディスプレイ)」を買って終わりではありません。「中身(映像コンテンツ)」があって初めて機能します。 通販で本体だけを購入した場合、想定していた動画や画像がきちんと放映できる仕様なのかという不安があります。
例えばこんな不安も・・・
- 「特定の曜日やスケジュールによって放映内容を変えることができない」
- 「USBメモリを挿してもなぜか再生されない」
- 「付属のソフトが英語表記で使い方が分からない」
3.耐久性の不安:店舗環境に耐えられない
店舗の環境によっては、一般家庭とは比べ物にならないほど過酷です。 飲食店の油煙、入り口付近のホコリ、そして毎日10時間以上の長時間稼働。格安のサイネージは、こうした過酷な環境を想定していない「家庭用レベル」の設計になっているケースもあり、早期に故障する可能性もあります。
ビジネスとして毎日使う道具だからこそ、耐久性と保証のある「業務用」を選ぶことが、結果的にコスト削減につながります。
長く効果的に使用するなら「アフターケア」のある事業者へ
デジタルサイネージ導入を成功させるカギは、「買うこと」ではなく「うまく運用すること」にあります。 だからこそ、設置場所に効果的な機種選びから、導入後のサポートまで可能なプロに相談することをおすすめします。
カームアートのようなデジタルサイネージを専門的に扱う事業者で購入する場合、以下のようなメリットがあります。
- 最適な機種の選定:
「西日が当たる場所か」「軒下か」「ガラス越しか」など、設置環境をプロが診断し、液晶サイネージにするべきか、LED電光看板にするべきかを的確にアドバイスします。 - 仕様についての相談:
映像や画像をどのような放映方法(スケジュール管理など)が可能なのか、専門知識を持ったスタッフがご案内します。
※映像コンテンツの制作については、カームアートでは別途費用でのご相談となります。 - 万が一の安心感:
20年以上デジタルサイネージの販売実績があり、万が一の不具合や故障の際も安心です。
まとめ
デジタルサイネージは、店舗の魅力を伝えて、集客を強力に後押しするツールです。 しかし、設置環境に合わない機材や、サポートのない格安品を選んでしまうと、その効果を得られないばかりか、すぐに壊れてしまうリスクもあります。
「ウチの店にはどのタイプが合う?」 「映像の放映方法も含めて相談したい」
そんな疑問をお持ちのオーナー様は、ぜひ一度カームアートにご相談ください。 設置環境の確認から、効果的なコンテンツのご提案まで、トータルでサポートさせていただきます。



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